【日常】君と夏が、鉄塔の上 読了(ネタバレなし)
こんばんは。かびこです( ´ ▽ ` )ノ
賽助先生の「君と夏が、鉄塔の上(文庫版)」読み終わりました。
ネタバレはないように書きますが、どこまでがネタバレと感じるかは人次第だと思いますので、その、お気をつけください。
はじめに、
はじめて賽助先生のブログを読んだ時に、何て綺麗な文章を書く方なんんだろうと感動しました。
鉄塔さんはただのスケベなおじさん(失礼)なのに、とも。
そして、ご縁がありこの本を手に取ることができ、無事に(?)読み終わりました。
以下、感想です。
まず、端々に鉄塔さんを感じました。
ネガティブな主人公とか特に。
ふとした時の考えであったり、嫌みの言い方であったり、「あ~鉄塔さんだぁ」ってなりました(笑)
小説の話をしましょう。
まずは、登場人物。
鉄塔マニアの地味な主人公、伊達。
破天荒な帆月。
幽霊が見える比奈山。
そして、鉄塔の上にいる謎の男の子。。しかも帆月にしか見えないと言う。。。
と、すでに個性的。
私は帆月が好きです。あの、後先考えずにやっちゃう感じとか自分に似てるなぁとか思ったり。
まぁ帆月、ただの破天荒な女の子ってだけじゃないんですけどね。。
さて、内容です。
情景描写が細かくて、登場人物たちが見ている景色を思い浮かべながら読み進めることができました。
公園から見える鉄塔。幽霊が出ると噂の工事現場。お祭りの賑やかな雰囲気。鉄塔の上からの不思議な景色。
そして、伊達から見た帆月の姿。
私に画力があれば挿絵集作りたいくらいです。誰か出してください(懇願)
帆月に影響されて回りのみんなが成長していく姿をはじめ、お互いに登場人物同士が影響を与えて与えられて、成長していく姿が描かれていました。
自転車のシーンの伊達かっこよすぎるぞ!!
ネタバレ無いように書くの難しい(笑)
とにかく!!!
ファンタジー要素もあり、青春でもあり、冒険ものでもあり、かと思えば成長物語でもあり...
本当にわくわくしながら、どんどん読み進めることが出来ました。
まだ、読んだことがない方は是非お手に取ってみてください。
めちゃくちゃおすすめです!
遠いけど鉄塔群を発見( ´∀`)
では!本日も最後までお読みいただきありがとうございました~
かびこ